〜まなでしへの道 第5弾〜
「愛弟子の種」


  

   ようこそ、“まなでしへの道”へ。

    こちらでは只今考え中の「愛弟子シリーズ5」の進行状況をお伝えしていきます。
     柳田はこんな風に描いてるんですよ〜というモノなので、
     もしご自身もまんがを描いているor描こうとしてらっしゃる方は、参考程度にとらえていただければ…
     (特に話の作り方は何の参考にもならないと思います…)
     まんがの描き方の用語などが多く出てきて解りにくい所も出てくるかもしれませんが、
     何とかお伝えできるように頑張ります。
     
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   注意:項目は一番上が完成の記事になってます。        

10/22 愛弟子5への道〜完結編〜
昨日の関西コミティア31にて無事初売りしてまいりました。

出来上がった本を自分で見ても、今まで構想込み10ヶ月取り組んできた達成感や実感は無く、
自分が描いたものとは思えません。
なんと冷めた感想…
表紙の紙の凸凹感が種の種皮を表現できてて満足です。

この「まなでしへの道」を立ち上げたおかげで、このページに書いたからには進めなくちゃ…とか、気分転換にもなりました。
読んでくださってた方もちらほらいたようで、本当にこれでよかったのかしら?と思いつつも、
完成品の画像をUPして、ひとまず終了としたいと思います。

完成ページ

また、愛弟子6を描く時に「まなでしへの道〜シーズン6〜」を開きたいと思います。
6を描く時に、5での過程を参考にできるといいな…
きっと同じ事をぐじぐじ言うことになるでしょう…

次回作は少女まんが部門の予定なので、また違う製作過程ページを作ろうと思います。
10/14 ついに完成
セリフも貼り終え、ノンブル(ページ数の数字)も貼り終えました。

ついに完成です。

でも終った気がしません…

半年かかりましたか…長いなぁ……

明日印刷屋さんに直接入稿に行きます。(直接持っていって、表紙の紙を選ぶ為です)
入稿が終わったら、ちょっとは達成感があるかもです。
でも、毎回原稿を描き終えても、特に達成感がないんですよ…実感が湧かないというか…
ひとり孤独な戦いは盛り上がり所がありません。でもひとりだからこそ丁寧にできることもあると思います。
本が完成して、1ヶ月くらいたって読み返した時、やっと実感する事が多いです。
今回は面白いって思えるかなぁ…
でもセリフを貼りこんでる時、ちょっと自分の作品(キャラ達)を愛しく思えました。
そういう時もたまにはあります。でないと5まで描けないでしょうし。
ちなみに「愛弟子4・小冒険」は名作や〜、と思ってにたにたしながら読み返せます。キノコ最高〜!って。

原稿のコピーを取ってきたので、セリフに誤字・脱字がないか、これからもう一度読みかえします。
本当は髪の毛とかもうちょっと描き込みたいな〜とも思うのですが、やっぱりやめとこうかな…

10/13 ラストスパート
ホワイトは終了して、とうとう最後の仕上げ、セリフの貼り込みです。
貼っても貼っても終らない…(いや、いつかは終るんですが…)
76Pは思った以上に強敵だったようです。

作画ステップ9・セリフの貼り込み

貼り込みついでに、修正し忘れや、描き足しなどもしています。
が!あまり描き足しすぎると、かえって汚くなってしまいそうなので、あえてそっとしておくのが得策かと…
右向きの顔とかかなりへったくそなコマもあるのですが、もうそっとしておくしかないかな…
「愛弟子は絵で見せるまんがじゃなくって笑いで勝負してる(?)から、絵は記号に過ぎないのさ!」
という開き直り感が、絵に対する向上心が無くなってくるようでよろしくないと思ってます…。
思ってても、次まんがを描くときには忘れてると思います…。

とりあえず、ひたすら貼り込みます!
2007 10/9 ひたすら斜線…
仕上げの効果線に突入です。

作画ステップ8・効果線&ホワイト

いよいよ完成が近づいてきてるのですが、早くもまた飽きてきましたよ…もうちょっとだ、がんばれ!
服の斜線(マスター・生徒の帯&ブーツ)、オナモミの毛並み、あと書き忘れてましたがギドの髪の毛が終了しました。
(今日はお休みだったのでひたすら描いてたんですよ)

ちまちま描いてるので、すぐ疲れます。休憩しつつ進めましょう。

はあ〜残りが憂鬱だ〜。
感情表現効果線もまたひたすら描かないといけない。しかもちょっと丁寧に。
それ以上に背景の細かい描き込みが……
今回、葉っぱや木を描くのがどうも苦手というか、今まで散々描いてきたと思ってましたが、ちゃんとした木になってないような…
なんとかそれっぽく見えるようにごまかすためにも描き込みしなければ。

はみだしなど失敗した線を修正する作業「ホワイト」も並列してやったりします。
気付いた時に消しておかないと、忘れ去られたまま印刷…ってことがたまにあるので。

ホワイトはターナーのチューブ入りのポスターカラーの白を、旅行の時に使うようなクリームケースのちっちゃい容器に入れて使ってます。瓶入りのポスターカラーを買っても使い切れなくてカビが生えてしまうので…。
細い筆を4本持ってますが、新しい筆は広い範囲用、使い込んで毛先が抜けて細くなった筆は細かい所用に使ってます。

修正要注意箇所(どのページでも順にチェックすべき所)は
・顔の輪郭
・表情
(目・口・眉毛)
・帽子
・枠線外へのはみだし

などです。

今回は「線がかすれないように」と印刷屋さんにお願いする事になるので(理由・線が細すぎたから…)
ホワイトもかなりキレイな線になるように修正しないと、ばっちり印刷されちゃうぜ!

2007 10/8 背景終了
背景の描き込みが終りました。はあ。

残す工程は
・服の斜線(トーンの代わり)…マスターの服、生徒の帯&ブーツ
・オナモミの毛並み
・感情表現効果線…びっくり集中線、落ち込みグラデーションなど
・背景の細かい描き込み…葉っぱ、ドアの木目的なものなどなど

をひたすら描き込む、です。全部手描き(フリーハンド)で描けるので、
トーン(※スクリーントーン…模様や点々の印刷されたシールの様なもの。1枚300〜400円するお金のかかる画材)
を貼らないで済むので、ある意味ラクチンです。
ベタ(黒く塗りつぶしてある所)もないですし。
愛弟子って、トーンとかベタないんですよ?知ってました??

その後、ホワイト(修正)してセリフとノンブル(ページ数)を張り込めば完成です。

あと一週間。間に合わせます。そんなに苦しいスケジュールではないので大丈夫でしょう。
さあ、がんばろう。

2007 10/5 じわじわ進んでるはず
背景ペン入れ58P。
もうそろそろクライマックスのはず。
でも、ちょっとペースが落ちてきたかも…。連続で描いてるとちょっと頭痛くなってきたり…。
ちょっと張り切りすぎて根を詰めすぎたのかも…。(休憩しつつ描いてます)

同じ背景ばっかり描いてて飽きてきました…壁のレンガが厳しいです。
でもって、人物の線が細かったようなので背景とごちゃごちゃしてて見にくいような気もします…。
まだ最終仕上げをしてないので、何とも言えませんが…。

今更ですが、もうだめな所がいっぱい見えてきますね。本当に今更なんで、もうあえて見ぬふりですが。
完成に向かってがんばります。

一応このペースで行くと、10/21には間に合うと思います。
まだ胸を張って言う勇気がありませんが。
2007 10/1 背景ペン入れ&消しゴムかけ開始
背景ペン入れ22P。
先に定規ものをささっと描いて…と思っていましたが、1Pずつ細かい所までねちっこく描いてます…。
こんなはずじゃなかったのに…??

作画ステップ7・背景ペン入れ&消しゴムかけ

「あ〜もうしんどい…」と思っても、人物ほどペンタッチの強弱をつけずにちまちま描けるので手は動く…。
そして、ねばっこく描き込みが増えてゆく…。なかなか進まない…。でも、着実に前に進んでます。
あっさりした背景のまんがのはずだったのに…どこでこんな路線に…。
特にマスターセンの机の上とか、開いてる本の中身とか、ついついいらんことを描き込んでしまう…。
でも、まあ、それが愛弟子の醍醐味(…と思ってる端っこ好きがいるんだよ?ホントに。)
完成品のどのシーンかお楽しみに。

ペン入れが5Pくらい進んだら、下書きを消しゴムで消します。
これがまた厳しい戦いで…、親指と薬指にバンソーコーを貼って指をガード。
1P消すのに10分くらいかかってます…。
描き込みすぎ。筆圧強すぎ。
2Bのシャーペンの芯を使ってたのですが、やわらかい分紙をえぐりやすいんでしょうか?
HBのほうがいいのかな〜。
2007 9/30 人物ペン入れ終了
人物のペン入れが終ったよ!
もりもり描いてるうちに、いつの間にか終りました。
表紙や人物紹介も描きました。

さあ、後は背景のペン入れだよ……
先に定規もの(建物など)を描いて、その後フリーハンドもの(樹木など)を描いていけば効率がいいかな、
と考えてます。苦手なものから済ませよう…。

印刷屋さんの〆切まであと2週間。
一週間は背景を描き、残りの一週間で効果線(マスターの服の斜線とか色々)・ホワイト(修正)・セリフの張り込みと進めれば、
間に合うはず…というか間に合うに違いない。

背景描き終わったら確信が持てると思うな…。

2007 9/25 背中が痛い…
ペン入れ46Pまで到達。

どうだ、このスピード!!
いままでの長い道のりは、ペン入れのため…と思いつつも、なんだか複雑です。
このスピード!とか言ってみましたが、
愛弟子は絵で勝負できるまんがではないのですが、(他のまんがも絵より笑いで勝負…ですが)
その中で、私ができることは
丁寧さだけだ!と思って、自分に言い聞かせながらペン入れしてます。
だいぶ慣れてきたので、ペン先をしょっちゅう換えなくても描けるようになってきたようです。

でも、連続で描けないんですよ…せいぜい連続2P。
せ…背中が痛いんだよ…(変な姿勢で、力入れて描いてるから…)
右手の親指の付け根が痛い…

背筋マッチョなら、モリモリ描けるんだろうか…。


背中が痛いまま描いてもキレイな線が引けなさそうなので、休憩しつつ残りもがんばります。
2007 9/23 楽しいペン入れ
ペン入れ13P。
ペン入れ「さあ今から!」って時は、ちょっと緊張しますが、描きはじめたらやっぱり楽しいです。
でも連続5枚で力尽きます。背中と指が痛くなって。
無理に描いてもダメなので、休憩しつつ描いていくしかないです。
でも、下書きよりも遥かに楽しい…。


作画ステップ6・人物のペン入れ
2007 9/19 背景下書き終了
やっとこさ背景の下書きが終りました
(実は1コマだけ残ってるんですが。木というか森のシーン。
葉っぱのアップがよく解らないので、また近所の木を観察に行ってから描こうと思います)
背景が入ると、やっぱりまんがらしくなった気がしますね。
予定通り遅れてます。想定内です。ドンマイ。
実はちょっと風邪を引きまして…でも治しました。まだちょっと鼻が詰まってますが、治しました。

これからやっと、やっと、ペン入れ突入ですよ!
やっと!!やっと!!!やっと!!!!

ペン入れはすごく好きなので、技(腕前?)が衰えてなければ、それなりに順調に進むはず。
まあ、一作描くたびに全くペンを握らない…ままなので、慣れるまでちょっと時間がかかったとしても、
70Pペン入れしてる内に慣らします。
でもペン入れといっても人物からじゃなくて、まずフキダシを全ページペン入れをします。これもペンに慣れるためです。
そして、ペン入れは一番初めのページからは入れません。
下書きも描き初めの絵で定まってないので、そこにさらにペンも慣れてないのはあまりに危険。
中盤〜後半など下書きの絵の上手くなってきてるあたりからペン入れをスタートして、慣れたきたら最初のページに戻ります。

ちなみにペンはゼブラのGペンを使ってます。インクはパイロットの製図用インクです。
ペン先はどんどん交換します。もちろん太くなったのは太い線用、として使います。
愛弟子はちまちましたコマが多いので、意外と新しいフレッシュな描き心地を必要とします。
愛弟子にはあんまり作画のテクニック的なものは無いので、あまりお伝えできる事は…。

これからのペン入れが真の戦いです。下書きは消しちゃうからね、どんなにしつこく描いてても。
2007 9/11 泣き言を言う前に戦う!
背景の下書き中です。
当然のごとく、作業の進行状況は遅れ気味です。
「このままじゃ、ペン入れに時間をかける余裕がなくなっちゃうよ〜〜うひ〜間に合わない〜」
と後ろ向きで、絶望的な気分になってきます。
しかし、時間がないと泣き言を行ってる暇があれば、1コマでも背景を描き込むしかないんだ!
と、攻めの気持ちで行きたいと思います。
ここが、話を考えてる時と違って、手を動かす強みですね。
ペン入れのほうが大事なんだから、背景は手抜きしよう!
…と心掛けても、ついねちねち描いてしまう…下書きねっちりの悲しい性…。

あと、同じ場所のシーンをまとめて描くと、慣れてくるので効率が良い事に気付きました。(何回まんが描いたんだい?)
ページバラバラで描いてるので、残り30Pほどです。
あと、今回下書きが全部終る前に、先に枠線を引いてしまいました。
ちょっと気分転換…?HPの更新も気分転換。


作画ステップ5・枠線を引く

背景(建物)を描くときに、こんなことしてるんだよ、という画像をご紹介。
パースとか一点透視法とかの説明は、ようしません…ごめんなさい。

参考資料・背景の苦労
2007 9/7 背景に突入いたしました。
人物の下書き終了。
そして先に表紙や扉絵も描きました。
こういうメインになる絵は時間と余裕のあるうちに描いておかないと、〆切間際で焦って描くのは嫌なので。
せっかくの表紙が気に入らない絵だと後々悲しいじゃないですか。

で、とうとう背景の下書きです。

作画ステップ4・背景の下書き

人物ほどしっかり細部まで描き込まないのですが(鉛筆より、ペンの方が細かい線を描けるので、しっかり下書きをしても無駄…?)
とにかく描き慣れていないというのが難しいところで…
特に、人物との大きさ・距離感ですね。
背景集を作っておいて、本当に良かった!これで過去どう描いてたかを、いちいち本を取り出して見比べなくても大丈夫!
でも、見比べると、毎回微妙に違ってる…というお茶目な一面が…

ちなみに今背景5Pめ。今のところ、思ってたよりも早く描けるんじゃ?と感じたり…
まあ、難しいページと、背景描かなくて良いページと混ざってるのでまだまだ油断禁物…


印刷屋さんの〆切まで、あと1ヶ月ちょい。
今が一番不安な時期です…。
背景の下書きをとっとと終らせて、ペン入れに入らないと…しかも76Pの本。
ぎゃ〜〜〜!
HPの更新、さらに止まるかもしれません…
2007 9/1 もうちょい!
下書き70P
本編のまんがの人物は終了!
あとは、おまけまんが(本編に組み込む事ができなかった2P)と表紙などの人物描き。
 
さあ、後は背景…。
どれくらい善戦できるのか解りません…。

愛弟子4のキノコパレスは「もう建物は描きたくね〜よ〜」と言いつつ、
「ここまで描いたんだからもう逃げられん。愛弟子を待ってくれてる人もいるんだから…!」
と自分を励まして描いてました。キノコパレス…。
今見ると決して美しい建物じゃないのが、自分の力量だなぁ…と。

まんがを描く上で難しいのって、描いてる対象の大きさと距離なんじゃないかなー…と思います。
2人並んでたり、1コマに5人とか詰め込んでる時、特にそう思います。
描いた後、紙を離して全体を見ないといけませんね…難しい。
あと、やっぱり手に苦戦。見たからって描けるとは限らない…。
愛弟子、始めはもっとさらっとした白い画面の淡々としたまんがを目指してたので、
さささっと描いてるはずだったのに…
今ではすっかりこまごま&ねちねち描いてますよ。
2007 8/30 あと少し?でも遠い…
下書き62P
表紙やおくづけなどを除けば、実質描くのは73Pくらいまでなので、あと10P。
でもその10Pがささっと描けるわけじゃなく。
描いて、休んで、休んで、描いて、休んで、休んで、休んで…と、休んでる時間が長いんで…

今回ですね、ユーティーナがいなかったら描けなかったかも、というくらい描いててユーが好きです。
理由は解りませんが。かわいいですよ、あの子。
愛弟子キャラの人気投票とか見てみたいですね。(他人事…)誰が人気なんでしょね?
…オナモミなのかな…。なんかそれはせつない……

表紙や扉絵(表紙を開いて一番初めのページ)とかもぼちぼち描かないと。
もう、案は決まってるんで。
でもまだどんな表紙の紙にするかは決めてないです。
また、こう茶色っぽい紙に…でも今回はちょっとでこぼこの加工のある紙もいいな〜とか。
息抜きに、紙見本を見て妄想を膨らませておきます。
2007 8/22 今更ですが…
下書き50P突入!
でもまだ20P以上残ってる……
そんな風に考えるのはよそう…こんなに進んだよ、って思おう…。

で、今更ですが本のタイトルを報告します。
『愛弟子の種』(まなでしのたね)です。
とっくの昔に決まってたんですよ、実は。言うの忘れてました。
タイトルで内容のほとんどがバレる気がする…まあ、種が出てくるまんがです。
柳田のタイトルの付け方のモットーは「解りやすさ第一!」なんで。
ただひねるセンスが無いだけです。
少女まんが部門の方はキャラ名そのまま、というさらにひねりのないタイトルです。
2007 8/21 調子が出てきた
下書きは48Pまで来ました。
やっと調子が出てきたかも。顔のアップを描く時間が短くなってきたかも。

…遅いんだってば!今更!!

まあ、でも少しでも早く描ければ嬉しいです。

人様のまんが描きの進行具合や、心境の書いてあるHPやブログを見るのはすごく好きなんですが、
自分は何書いたらいいか良くわかんないんですよね。今更ですが。
というかね、後ろ向きでダークネスな事ばっかりになりそうで、よう書かんです…。
最近やっと描くのが楽しいというか、さほど苦痛でなくなってきて、
このまんが(愛弟子5)まあ、それなりにおもしろいんちゃう??とようやく思えるようになってきた所なんで。
……こう表現してる時点で、どんな心境で描いてたか察しがつくじゃん……

描いては休み、休んでは描きでじわじわ進めてます。
2007 8/19 いろんなポーズ
まんがを描いてると、いろんなシーンでいろんなポーズが必要になりますよね。
そんな時、まんが描いてるみなさんはどうしてらっしゃるんでしょう?
私は、ちょっと大きめの姿見鏡の前で自分でポーズを取って描いてみます。

参考資料・デッサン

右利きなので、右手のポーズの時は携帯のカメラで撮ってみたり…
まず、落書き帳にデッサンと言えるほどでもない形だけを描いて、その後原稿用紙に
デッサンを参考にポーズを清書します。

もう一人自分がいれば、ポーズを取らせて描けるのに…!!
一人デッサンは意外と時間が掛かります。
でも、「こうかな〜、いや、こっちかな〜」と考えてるより、見て描くのが一番手っ取り早いです。
2007 8/17 錯覚でもいいじゃない
まだまだ暑いですね。
下書きは37Pまで進みました。
全部で70Pくらいなので、だいたい半分くらいですかね。
やっとペースがつかめてきたのか、ちょっと楽しく描けるような気がしてきました
(遅い!!しかも気のせいっぽい感覚!)
でも、描いてるうちにだんだんキャラが愛しくなってきた気がします。
やっぱり愛弟子好きなんじゃない?(自己暗示)
錯覚でも、自己暗示でもいいです…。

描いた所までをぱ〜っと見返すと、やっぱり顔が長い&歪んでたので修正。
話の導入部に、背景と登場人物の顔のアップが無いダメまんがな事を思い知らされます。
…次から改善したいと思います。
2007 8/13 芳しくない
毎日暑いですね。
下書きはまだ28Pです。
汗を拭き拭き描いてます。
全然進みません。
どうせペン入れの際に顔のゆがみに気付いて描き直すのに、
ネチネチ下書きを繰り返す自分が情けないです。

上手い具合に手を抜くコツを身に付けたいです。
2007 8/5 M子さんの助言
柳田の良きアドバイザー・M子さん家に遊びに行ってきました。
「愛弟子5」のあたり取り原稿を読んでもらったので、その結果をご報告。

・愛弟子の1に戻った感じ。フランもギドもユーも「ああ、こんな子やったな」と。
・話は2部構成っぽい。
・話自体はまあ、つまずかずに読めるのでいいのでは?

という所でしょうか。
5はこれからの転機(前フリ・つなぎ)の巻なので、いろいろ説明しなくちゃいけない事があって、
楽しくないかもしれんけど、これを乗り越えれば何とかなるよ、と励ましてくれました。
4巻でキノコに脱線したのを、軌道修正、原点回帰した5巻になってるそうです。

相変わらず、なんと根本を突いたお言葉…。
自分でも意識してなかったことに気付かせてくれるM子さんでした。
思ってもみなかったシーンのセリフに「柳田さんらしい」とウケてたのが嬉しかったです。

1P1時間どころか2時間はかかってて、なかなか大変ですが、
めげずに描くしかないです。
2007 8/1 下書きの清書開始
いよいよ絵を描き込み始めました。
何かやっと「あ〜私今まんが(愛弟子)描いてる〜」という気持ちになりました。…遅っ!

作画ステップ3・人物清書

もう絵を描き込むのは遅い遅いんで、1P1時間くらいかかって当然の気分でやってます。
ちなみに、愛弟子は顔や服がはシンプルで、動きの少ないまんがな分、「手」に力を入れてます。
自分の中でのちょっとしたこだわり。
手は自分のを見て描けるので、ちっちゃいコマでも、適当に描かないようにしようかな〜と。
鏡に映したのを携帯で写真に撮ってみたり…と、たまに苦戦。
だから時間がかかるんですが…でも手を描くのは好きなんで。


小さくてちまちましてて見にくいコマ割りや…と思ってましたが、
人物を描きこみ出したらまんがらしく見えてきたので、何とかなるかな…と淡い期待。

絵はかなりしっかり描き込むタイプです。ペン入れ後、消しゴムで消すのが一苦労…
一度別の紙に描き込んでおいて、後で原稿用紙にトレスしたほうがいいのかな?とも思いますが…
今回はまあ、このままでしょう。
2007 7/30 背景に苦戦…そして発見!
いざ清書…の前に、場面転換のコマの背景を決めてました。

かなり苦戦。同じ場所を示してるのに違う方向から描いてばかりだと、混乱を招くんでは…
かといってまったく同じ絵ってのも、何かあからさまに手抜きのようでまずいかな…とか。
でも、あまりの上手くいかなさがだんだん楽しくなってきたような気がします…
こう、さくさくスピーディーに描けるという幻想をつい抱いてしまうけど、
やっぱりこの、のろのろ・もたもた・ねちねちが現実だぜ!と今更ながら自覚したというか。
で、まあひとまず、だいたいの背景は決まったので良しとします。

そんな中、今度また友人M子さんに途中経過を見てもらえる事になったので、
あたり取り原稿にセリフを書き込みました。
そしたら、訂正の出てくる事出てくる事…
言葉の区切りがおかしいも所や、変換間違いなどなど。
今後もチェックのために、セリフを書き込む作業をした方がいいなと思いました。

セリフの書き込みで、また始めから通しで読むことになったのですが、
以前ほどダメ作品とは思わないようになってはいます…

M子さんに、「まあ、まとまってるんじゃない?」と言ってもらえれば上出来だとは思うのですが…
結果は8/5(日)に!
2007 7/25 あたり取り終了
あたり取りが終了しました。
約2週間ですか…はあ…

これからが本当の戦いです…。下書きの清書。(言葉としては間違ってますが)
一ヶ月くらいかかると思います…
よっしゃ!やったるで!と言う気持ちにはとてもなれません…
だって、76Pだもんよ…
ねちねち描いていこうと思います…

実はまだ背景決めてないコマがあります。
(場所は決まってるけど、どの方向から描けば読む人に伝わるかが解んない…)

早くペン入れがしたいです…
2007 7/23 お久しぶりです
あたり取りはやっとこさ60P突入です。
3日描いては2日放置…のような進み具合です。
放置の理由は、

今更やけど、この話で面白いの??
こんなちまちましたコマ割り読みにくいよ!
もっと背景を入れておかないと、何処で何が起こってるのかわからないんじゃないのか!?
作者のひとりよがりな展開になってるんじゃない!?

…とか色々思ってしまうからです。

でも、負けずに描き進めます。
だって、柳田さん毎回同じ事思ってるんだもの…
愛弟子4「小冒険」を描いてた時の日記(HPじゃなくて、私個人の創作日記帳)を読み返すと、
こんな話の展開では面白くないんじゃ…って書いてましたもの。
今となっては「キノコ名作や〜ん!キノコ最高!!」と思ってますから…。

だからって5が面白いとは限らないよ!
今まで自信満々で描いた事ってあるのかな…?
描いてる時の事は本になったら全て忘れてるので…

あたり取りの時に、過去作品をコピーしてスクラップした背景集を参考にしつつ描いたりしてます。
シリーズになってきたので、同じシーン(センの部屋・ろうか・学校全景などなど)を描くときに活用してます。
でも、未だに距離感がわからないまま描いてたりします…
それっぽく見えればいいじゃないか!(開き直り)
パースとかチェックしないで下さい…


参考資料:背景集
2007 7/10  あたり取り
枠線を全部引き終わり、パソコンで打ち出したセリフをコマに収める為、
ライトボックス(傾斜のついた作画台の下に蛍光灯?が付いていて、紙を透かして描ける便利道具)
を使ってフキダシの大きさを書き写す作業も終ったので、いよいよ絵のあたり取りです。
やっと絵の作業ですよ。

作画ステップ2:あたり

でもこれがまた…なかなか大変なんですよ。
なんせ1コマが小さいので、もう人物の小さい事…
1コマに2人とか3人をうまいこと収めるのが大変です。しかも小さい…
あたり取り1Pに30分以上はかかってるんじゃなかろうか…?
時間が掛かるのは、もう仕方ないです…
2007 7/8  枠線引き(鉛筆)
セリフのパソコン打ち出しは終了し、いよいよ原稿用紙に作画する作業に突入しました。
まずはじめに、絵コンテを参考に枠線だけ(もちろんまだ鉛筆)をひたすら取ります。


作画ステップ1:枠線

一ページずつ枠線引いて、あたり取って、絵を全部描き入れて…をするよりも、
先に全部枠線を引いて、あとで絵をひたすら埋めていく…という感じです。
枠線の余白は縦3ミリ、横5ミリで取ってます。
この3ミリ5ミリの微々たる差…でもその5ミリで中に描ける絵が変わってくるので、
また絵を入れていきながら大きさを変更させたりします。

そして、なんて同じコマ運びばっかりなんだろう…とか、
こんなんじゃ場面転換が伝わらないよ…とか、
自分のコマワリのダメさ加減にに若干悲しい気持ちになったります。
でも今更大改造する技術もなく・・・あきらめて描き進めていきます…
(一つのコマを動かそうとすると、ほかにもしわ寄せができるのでどうすればいいか解らない…)

これからは打ち出したセリフの大きさを参考にフキダシのサイズ決めです。
絵を描くまでにもまだ下準備が必要です。
2007 7/1  セリフの打ち出し
やっぱり表紙込76P以上は減らす事ができませんでした。
とりあえず話の流れにとてつもなくダメな所がないように思えるので、
(かといってこれは面白い!!とも思えないのですが、まあ、それは毎回の事なので…うやむや)
もう作画(原稿用紙に描く)に突入し始めようとおもいます。

その前に、フキダシ(キャラクターのセリフが入ってる丸い枠みたいなやつ)の大きさを決めるために、
セリフをパソコンで打ち出す作業をします。

字の大きさや行数の見本を作ってればいいんですが、
「フ・ラ・ン・チ・ェ・ス・カ…」と何文字か数えるのが面倒なので。
それと誤字脱字のチェックもできます。(4では2箇所も訂正ありましたが…)


最終的には打ち出したセリフに改行などの修正を加えて、ラベルシート(シールになってるプリンター用紙)
にプリントアウトして描きあがったまんがに張り込んでいきます。

まだまだ先の話です…
2007 6/27  絵コンテの画像
とりあえずコマ割りを終えた…と言ったら、テキトー絵コンテでも見てみたいという
ありがたいリクエストがあったので、本編ではなく「あらすじまんが」2p分の画像をUPしました。


あらすじまんが〜4冊分を2Pで〜

本編はネタバレになると面白くないので、今後の原稿製作手順紹介も
このあらすじまんがを具体例として公開していきますね。

結局表紙込で76Pとなる模様…。
これ以上4P分を削るテクニックがないです…。
(B5サイズの本は4Pずつの区切りでないと印刷屋さんの規定ページに合いません)
これからまたコマの割り振りや、セリフを調整していきます。

話にまとまりが無いというか、流れが悪い…と感じたのは、
「本筋に関係ないキャラクターの雑談が多い」
のが原因だったようです。
脇役の主張の強さ(?)が愛弟子の楽しいところ!だと思ってるのですが、
あまりに自由すぎると話のテンポが悪くなるという落とし穴があったようです。
…詰め込もうとしすぎ。

なんかここに色々書くたび、がんばらなきゃ・・・と思う反面、
自分で自分の首を絞めてるような気がします。

長いけど、そんな面白い話じゃないから期待しないように…!
2007 6/26  ひとまず描ききる
コマ割りが終了しました。結局本編だけで70Pはあります。表紙などあわせると80Pほど。
これからページ数を印刷屋さんの規定にあわせる&必要ないページをカット
していかなければなりません…。
まだ全然喜べません…。

正直、こんなに長い話である必要性を感じない…。
なんというか、ただダラダラと描いてるだけで、面白い話の展開になってる気がしない…
そのくせ、ちゃんと状況を説明できてるのかもいまいち…
色々詰め込もうとしすぎてて、話が散漫になっててメインの話を見失ってるような…
長すぎて読み返す気力がすぐには出ません。

一番言わせたいセリフのシーン(もちろん師弟愛にじ〜んと来るシーンです・柳田主観)
は何とか描けたんで、一応目的達成(?)なのですが、
「おもしろいからお楽しみに!!」とは、とても胸を張って言えないのがふがいないです。

でもなんとか形にはしますので。もう今更凹んでる場合じゃないので。

こんなブルーな事書いてすみません。
出来上がりを素直に楽しんでいただけなくなってしまったらどうしよう・・・。ビクビク…。
2007 6/20 まだ終らない…!?
コマ割りは57Pまで来ました。
やっと“承”を描き終わって、転からラストへの盛り上がりを描いていかないと…なんですが、
ちゃんと盛り上がっていけるのか心配…
ちょっとエピソードけずって6に回そうかな…と思ったり。
とりあえず全部描いてから!と思っても、そわそわ(?)してしまいます。

また、あらすじまんが(4P分)カットかな〜…
4で入れられなかったので、今回は今までのあらすじまんがを入れたかったんですけど。
シリーズものだからって、1冊目から手に取る人ばかりじゃないし、
前の話を忘れてる人もいるよね?と思って入れたほうが親切かな〜と…

もっと簡潔に話をまとめる力があれば…
あと、今回もちまちまと絵を描く事になりそうなコマ割りです。
2007 6/17 やっとこさ“承”
コマ割りは48Pまで到達しましたが、これでやっと起承転結の“”のエピソードが終了ですよ。

長すぎ!!相変わらず話の組み立ての悪い事…。
でもまあ、前フリが長い分その結末が…という話だから、まあ仕方ないかな〜とも思ったり。
話の内容についてはできあがってのお楽しみ、なんであまりここには書けないんですが。
でもあと転、結を15Pで収めようとしたら、急ぎすぎで面白くなくなりそうなので、
72P上等!!
と思ってとりあえずコマ割りを進めてみます。
はあ、ワンコイン本計画が…。

ちなみに、長い話だからっておもしろい訳じゃないので、あまり期待はしないでくださいね…。
いや、そりゃ、楽しめる話にしようと思って描いてはいますけど…

強引にコマを切ってきたので、何処にいるのか、どの方向へ向かっているのか、
どこを向いて話してるのか、などを後でまた追求していかないと…はあ…
愛弟子は2人でただ会話をしてる(動きの無い)シーンが多いので、
同じコマの構図をさけるのを考えるのが、結構苦戦したりします…。

話作りの時に苦戦して、凹まされてたぶん、落書きのようなコマ割りでも
「まんがを描くのは楽しいかも〜。やっぱり好きなんかも〜。」
と思えました。話作り苦しかったのと比較して…で錯覚かもしれませんが。
でも、錯覚でもいいです。
コマ割りもすんなり決まらない所も出てくるんですが、
話を文章(セリフ)で書き出してて詰まった時の苦しみに比べたら、
まだ何とかなるような…。

コマ割りはじりじりとでも、描いた分まんがとして形に残るので、自分でがんばってるように思えます。
これも錯覚??
2007 6/11 のろのろと…
コマ割りは28Pまで進みました。

何とか68P(表紙込)で終らせたいのですが、もう半分近くまで来てるのに
そんなに話が進んでないような…ぎゃー!キノコの二の舞に!!
前にページ数は気にせず描き進める、と書きましたが、今はビクビクしてます。

68Pで収めたいのは、
・印刷屋さんの規定ページだから。
でも別にもっとページ数多くても刷ってくれるんですよ。最大の理由は、
・一冊を500円で売りたいから
なんですよ…
一度にたくさんの部数を刷れば一冊のコストは下がるので、
売値が原価割れすることはないと思うのですが、
70P以上の本を500円で売るのは何となく引っかかる…。
一冊600円はお釣りが面倒なのでワンコインの500円にしておきたい。

まあ、どうしてもページが収まらん!となったときは70P越えもするかもしれません。
どんどんページ数が増えていってるよ…愛弟子…。

まあ、製本のことより内容が重要ですよ。

コマ割りは、のろのろしか進みませんね〜。
集中力がないので…
自分で描いていて、これでちゃんと状況(どこで何をしてるのか)を伝えられてるのかな?とか、
この展開でおもしろいのかな?とか心配になります。
とにかく単調で、同じコマばっかりになりがちなので、なかなか進まない所もでてきます。

とりあえず強引にでも描いて、後で読み返してはセリフをちょこっと変えたり、
わかりにくいコマを描き変えたりするしかないです。
「一回で完成と思うなコマ割り」と自分に言い聞かせて取り組まないといけません。
でもなかなか難しいです。
でも読み返すのは楽しいこともあります。今回もユーティーナはぶっちぎりです。

はやく清書に取り掛からないと、間に合わなくなる…!
まだ6月じゃない、と思ったあなた!甘いですよ!
なんたって作画がとろいからね!!(バイトが忙しくて時間がない、とかではないんですよ)
2007 6/5   次のステップへ
いつまで話の全体を見直してても、うだうだ〜としてはっきりしないので、
もう絵コンテ(というかコマ割り)に強行突入してしまいました。

絵コンテと言えるほどまんがらしくなく、フキダシ(=まんがの文字・セリフの入ってる部分)や
人物の配置は強引かつワンパターンなので、
「とりあえずまんが(的なものに)してしまえ!後でもう一回見直しじゃ〜い!」
と言う気持ちでやりはじめました。
らくがき帳になぐり描きです。
愛弟子4でページの都合で入れられなかった前回までのあらすじまんがに、
4のあらすじを加える所から、ずるずる〜っと。
とりあえず表紙・あらすじまんが込みで17Pまで到達。

取り掛かるまではおっくうですが、いざ描いたのを見返すと
「やっぱり愛弟子のコントはおもしろいな〜」と思えてくるのが不思議……。
話を書き出してるのは主にセリフだけなので、まんがにするとこちゃこちゃ動き出すみたいです。

ものすごく好調!!みたいに見えますけど、全然そんなこと無いので…
一体何ページになるんやろう…とか、
こんなのろいペースではイベント合わせで印刷屋の締め切りに間に合わんのでは…とか、
何でもっとどんどこ描けんのやろか…とか不安がいっぱいです。
さくっと描ける幻想は抱かないように…って書きましたが、やっぱりふがいないです。

まだキャラの心情を整理できてない所もある…のですが、セリフにしてしまった方が
「同じ事言ってる」というのが防止できるんじゃないかな〜と淡い期待。

とにかくコマ割りに突入できた、ってことは前進だと思います。
「絵コンテ」という言葉にどうもなじみがないので、「コマ割り」で通すと思います。
解りづらくて申し訳ないですが。

前回のあらすじ、部分だけでもこのページにUPしてみようかな…と思うけど、
あまりにひどくて見せるのはマズイ…とも思ったり。
2007 6/3   いまさら再確認
エピソードをつなげ合せ、話の流れはきまった(ような)ものの、なんかしっくり来ないな〜
と思ってましたが、理由がわかりました。

主人公(フラン)の気持ちが把握できてない!

また愛弟子1〜4を見直しましたよ…。
もうね、毎回この過去を振り返るをするのがめんどくさい、と思ってましたが、
やらざるを得ない工程なんでしょうね。

今まではこういうエピソードがあって、こう思った。それを踏まえた上で、次にどう思うか。
同じ事を同じように悩んでたんじゃ〜進歩が無いな〜…とか。
きっと他の作家さんは、こんなまだるっこしいことしなくてもちゃんと描けるんでしょうね…。
相変わらず参考にならない製作過程報告でスミマセン。
まあ、さくっと描けるという幻想は抱かないようにします。

ギドの気持ちのほうは、何とかできたかな〜。
ギドがまた色々難しいんですよ。
ほら、あそこの師弟も色々あるから…(近所のうわさ好きおばちゃん風に)
とにかく、これからフランの気持ちを5の話と照らし合わせます。
あと一息!
もうとっとと絵コンテに入った方がいいのかも?と思います。
小説じゃなくて、まんがですから。
でも、納得いかない話をまんがにできる自信がないので、ぐだぐだ考えてます。

先日、中学時代から柳田のまんが話を聞いてくれてる友人・M子さんに
「愛弟子5」の進み具合を話したのですが、
「5は、話の終わりに向かっての転機なんだから、考えるのに苦労して当然」
みたいなこと言われちゃいましたよ〜!
…なんで解ってんのさ!!!(M子さんは書き手じゃなくて、読む専門です)
友達ってすごいな〜と思いました。
2007 5/19  とりあえず繋げてはみたものの
書き出したエピソードを何とかとりあえず繋げる事はできました。
(まだラストシーンが決まってないですが)
でも、それで本当にいいのか?いや〜う〜ん…
何か流れが悪い気がするので、これからまた何度か読み返して検討せねば。
いまいち盛り上がりにも欠けるし。また詰め込みすぎそうになるし。

毎回話が組み立て終わった段階では「前の話のほうが面白かったな…」と思うんですよね。
でもまあ、何とか話になったし、描き始めるか〜と。
これは名作だぜ!!と思って情熱を持って描きだしてみたいもんです。
作画中は「もう描き出しちゃったんだから、後戻りはできない!」とがんばります。
で、完成した本が印刷屋さんから届いて、いざ本を見ても特に感動もなく…
一ヶ月くらいたって、また本を見てみた時にやっと「面白い…」って思えるんです。
…何なんでしょうね?
2007 5/10 まだ話の組み立ては終ってませんが
3日からまだ進展はありませんが、なんとなく気持ちが「愛弟子」に向いてきましたよ。たぶん。
もやもやしてたのがクリアーになってきた、というか…観念した??

とりあえずエピソード(パーツ)はあるので、それをこの順番で並べよう、そしたらここの感情の流れは
もうちょい整理しよう(カットしよう)とか考えられるようになってきました。
(というか、ここに書いたからには実行に移そう…という追い込みかも?)
この考えたエピソードをカットできるようになったのが、自分としては成長だな〜と思います。
せっかく思いついたし全部詰め込みたくなるけど、そこは話をスムーズにすることを考えねば。

愛弟子はフランだけじゃなくて他の学生さんのエピソードもうまいこと盛り込みたい、っていうところが強敵です。
まあ、そこが面白いところなのかもしれませんが、あまりに主人公から脱線しすぎるのもよくないし…
「主役はフラン、主役はフラン」と自分に言い聞かせておかないと。
まだまだこれからっス。

ちなみに話作りの際に、ページ数とか全く考えてません!自由〜に考えてます。
プロ漫画家目指してる人はこのやり方は絶対ダメですよ!
絵コンテ(原稿用紙に清書する前に、らくがき帳に鉛筆で描くまんがのこと。)の時も、
ページ数とかあまり気にしないで描きます。勢いで。話の終盤でやっと、何ページの本になるかな〜
と考えだして調整します。

まあ、同人誌の場合印刷屋さんの規定ページ数に合わせるように、おまけページを入れたりもできますしね。

2007 5/3
 話の組み立て作業中
ああ、5月になっちゃった…。
5/5の東京のCOMITIA80に参加した時に、「話の組み立ては終ったよ!イエィ!」
って言えるようになってたかったな〜。でもまあ、仕方ないです。
組み立てに取り決めるようになっただけ前進中です。

話の骨組み?はできてるんです。こう、起承転結の内容というんでしょうか?大体の話の流れです。
(あ〜でも愛弟子って、はっきり起承転結のないダラダラした話だからなぁ…)
そして、入れたいエピソード(主に会話のやりとり)も色々書き出してあります。バラバラにですが。
でも、そのおぼろげな骨組みの中に思いついてるエピソードを具体的にどういう順番で並べていくといいか、
が難しい…どういう風につなげれば、スムーズかつ解り易いかとかも考えてる…かも?
話の流れ、感情の流れも考えつつ。
(ああ、こんなたいそうな事書いたら、自分で自分のハードルを上げて追い詰めてる気がします…)
超・難解パズルです。お話を考えてるとは思えません…。

今、「始まり・起承転結の」は決まってて、次の「の場面の色々エピソードをつなげる」に入ってます。
まだ全然組み立てられてないので、また上手くいかないんじゃないか…とビクビクしてます。

話作りは気負って「よし!やるぞ!」じゃなくて、なんとな〜く始めるほうが上手くいったりします。
そういうタイプなんでしょうかね…。

この「まなでしへの道」一部の方(自分もまんが描いてますという方など)に支持していただけたので、
がんばって書いていこうと思います。
ここに書くことによって、自分の気持ちや取り組む姿勢も整理できそうですし。
作画に入ったら、色々道具や原稿などの画像も紹介していこうと思ってます。
字ばっかりで、読みにくいでしょう…?

2007 4/22
 始まりましたよ
とうとう製作過程暴露(?)ページを作ってしまったよ…
自分的にすごい冒険です…。
というか、もうこんなページ作ったからには描くしかない、と自分を追い込んでるのかも…?!
も、「愛弟子が描きたくってしかたない!」って思うまで、とことんほったらかしにしてみる方が
いいのかな〜とも思ったり。
…そんな事言って、いつまでも描かなかったらどうしよう…!

“行き詰った”って言うとなんかカッコよく見えますけど、ようは未知の経験に
どうやったらええかわからんだけのことなんです。
今までは「過去の話を振り返って、とりあえず次につなげる」だったのが、
愛弟子・4のネタ出し中にラストのお話を思いついたので
そこに向かってどう展開させていけばいいのかが難しくて…。
なんとなくこんな流れ〜は決まっても、それをいざ具体的なちゃんとした話にしようとすると
こんがらがってしまうような。
5で終わりじゃなくて、さらに6へつなげていく話を考えるなんて初めてなので。
それで、終わりに向かってあれもこれも入れておかなきゃ!と無理に詰め込もうとしすぎて
敗北しました…
それはもうべっこりと凹まされて、近づくのが怖くなってしまいました。

無理して近づかずに、ゲームしたり本を読んだり、イベントに参加してみたりしてるうちに、
ぼちぼち回復してきたような気がします。
でも、怠け癖がついてしまって、机に向かうのがおっくうです…うう、ダメ人間…
    
今までも毎回話し作りは苦戦しつつも(そう、毎回苦戦してたんですよ、あれでも)
何とか一冊の本に仕上げてきたんだし、きっと今回もできるさ〜!
と前向きに思ってがんばりましょう。
ちなみに、話の作り方は
    ・まず過去の話を振り返る (いままで起こった出来事、それによって思った事)
    ・登場人物の心の流れを決める(これからどう考え・行動するか?)
    ・具体的なエピソード(ネタ)を出す
    
・なんとかつなぎ合わせる

…こんなかんじですかね。 
過去を振り返るのが一番大変。というかなんでこんなとこに時間が掛かるのか…
作者のはずなんだけどなぁ

何ていうんでしょ、登場人物の気持ちを整理・再確認するんでしょうか。
過去の話を振り返るために、もう何度愛弟子を読み返したか解りません。
たぶん一番愛弟子を読んでるのは私じゃないかな〜〜(気持ち悪い作者でスイマセン)


今は「なんとかつなぎ合わせる」までたどり着いたはずなんですが、
この「なんとか」が難しいようです…。なんとかするしかないのよのなぁ…はぁ…

こんな気持ちでは面白い愛弟子なんて描けないぞ?!


   

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